finalvent氏の見る、今回の選挙の構図

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2012/12/post-2895.html

 多くの国は間接民主主義というか、議員や首長を選挙で選び、任期において、その決定を支持したものと仮想される。たぶん。
 以前、間接民主制は技術が未成熟であるために生まれた暫定的なものであり、ギリシアのような、直接民主制が理想であろう。ITの進化がその直接民主制を可能とする。そんなことを考えていた。しかし、もし、IT直接民主制が導入されていて、個別案件が直接投票で可否が問われるものだとしたら、今頃、日本は、高速無料で、暫定税率廃止で、事業が仕分けされ、霞が関から埋蔵金が発見され、子ども手当として月額2万6千円が配布されていただろう。もちろん、最低でも県外
 まあ、間接民主制で、有権者は議員、そしてその政党に投票することになり、その票は「政党の信任」ということになる。「○○党に反対だから☓☓党に投票した」とかいう意図とは無関係に、☓☓党への投票は信任を意味する気がする。同様に、「全て不信任だから白票(無投票)」が白紙委任状と同義であることは言うまでもない*1


 …イタリア化?

*1:とはいえ、低い投票率は国民の政治不信の現れと解釈されるだろうが