「この任務が終わったら、アレを片付けて、コレを整理して…」

やってないw

掘っ立て小屋マスター

 きちんと木を組むって、結構大変。よく設計し、ちゃんと寸法を測り、きっちり切り、それでやっと組み上がる。寸法を間違えると、組立すらできない。部品を作り直す必要があったりする。
 でまあ、おいらは、そのへんの丸太を紐で縛って掘っ立て小屋を建てるわけだ。「おれは、こんなに速く小屋を建てた。まだ犬小屋つくってるお前ら乙」
 そして、しばらく時が過ぎる。犬小屋に四苦八苦していた連中は、ちゃんとした家を建てている。材木をきっちり組んで。進んでいる奴は、二階建て、三階建を建てている。一方、おいらはというと、相変わらず掘っ立て小屋で暮らしている。丸太を縛った掘っ立て小屋では、二階、三階を増築なんて端からムリ。そして、建て直そうにも、一旦建てた掘っ立て小屋を解体し、犬小屋から… っていうのも、この寒空だと無理の無理。
 そんな雰囲気。