"「アニメの青春」の終わりに、『Z』が築いた混迷の時代の「礎」"

http://blog.livedoor.jp/personap21/archives/51213258.html

この流れで見ると、85年の『トランスフォーマー』の意味もよくわかる。説明するまでもないが、トランスフォーマーアメリカとの合作で、自動車などの身近なメカが意志を持ち、ロボットに変形するというのがセールスポイント。この設定は、85年当時かなりアナクロに見えた。ところが結果として、高年齢層向けの“リアルロボット”が下火になっていく中、この子供向け路線は着実に広がっていったのですね。『トランスフォーマー』は続編もつくられ、それに対するカウンターに『マシンロボ クロノスの大逆襲』が登場し、その流れは90年にスタートする勇者シリーズ第一作『勇者エクスカイザー』などにつながっていくわけです。

 リアルロボ、スパロボ、という名称は、スーパーロボット大戦から広まった用語だったかな。排他的な用語じゃないけど、まあ、説明は略。昔はロボットはロボットで、ガンダムでリアルロボとスパロボに分岐した(と遡及的に観測される)のだが、トランスフォーマーは重要な意味を持っていたのね。

もともと日本国内でタカラ(現タカラトミー)から販売されていた『ダイアクロン』、『ニューミクロマン』シリーズの内、後期に展開した変形ロボットをアメリカのハズブロ社が業務提携し、他社の変形ロボット玩具と共に『TRANSFORMERS』として販売したものが北米を中心に大ヒット、それを日本に逆輸入したものが『トランスフォーマー』シリーズである。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC

ダイアクロンってなんだろう

ミクロマンで重視された「可動人形とそれが乗り込む変形メカ」の路線を練り直し、3cmの隊員と複雑な変形合体ロボの取り合わせを基本として展開された玩具シリーズ。

初期のSF風の未来型マシーンはスタジオぬえによる緻密なメカデザインと当時の玩具では珍しい1/72の統一スケールで好評を博した。

1982年になると、実際の乗り物を精巧にミニチュア化し、ロボットに変形する「カーロボット」をはじめとした「リアル&ロボット」シリーズが主体となっていく。児童の人気と玩具の売上こそは更に上がったが、1/72の統一スケールを放棄しなければならなくなり、その点は当初のファンから不満の声があがった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%B3

スタジオぬえなのか…