なんか、ピラミッドの番組で盗掘についてこんなことを言っていた。
「古代のファラオは、金で副葬品つくって一緒に埋めてしまう。すると、市場に出回る金が減少し、経済が沈滞する。盗掘により金が還流することで、経済が少し活性化した」
死者の副葬品を奪うなんて、美術品を鋳潰して金塊にして使ってしまうなんて、と、墓泥棒に嫌悪感を持っていたけれど、その話を聴いてから、ちょっと複雑な気分に。もし、決済を金や宝石で行っている社会は、金に宝石を全て埋葬した瞬間、決済の手法がなくなるわけだ。ソレを防ぐためには、中央銀行を設立し、貨幣を導入、ピラミッドに副葬品として埋葬される分を上回る速度で紙幣を増刷すればいいわけだ*1。不況になったら、公共事業としてピラミッドを…
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51304716.html
を読んで、そんなことを思った。