ソニー広告戦略の問題

最近、ソニーが不調です。ソニーが不調なのは、製品の問題もあるでしょうが、広告戦略の問題も多大だったと思います。ソニーというブランドは、一頃まで、「私たちはプロダクト総体の品質で勝負します」というブランドであったはずです。一方の松下は「お客様ニーズを汲み取った機能をお届けします」というブランド。それが、DVDビデオの「スゴ録」という機能を売りにした松下的手法で大成功をおさめてしまいました。それは、ソニーらしくなかったんですね。ソニーの迷いは、そこからなのだと思います。

http://mb101bold.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_922c.html

 ソニーの未来は、PSと共にある!→PSX→→価格競争でスゴ録
 BD→政治面でクタクタ→→ちょっと復調
 VAIO→→OSの手前側のハードウエア機能は余り気にされなくなった(価格以外)
 携帯型音楽再生機→そんなもんがあるからCDが売れないのです→機能制限→ただ単にiPod買う


 業務用ハイエンドでテクノロジーを先導し、民生に降ろしていくというモデルが古いのかな。