"1000冊目のSF"

 SFを語るなら1000冊読んでみよという言葉がある。これだけの数のSFを読まなければSFを語るな、ともいわれる。果たしてこれは本当なのであろうか?

 ここに面白い実験のレポートがある。それを紹介したい。

 宮崎県の串間市にある石波海岸から約200メートルほど離れたところに「幸島」と呼ばれる小さな島がある。

 1948年に京都大学の研究グループがこの島でニホンザルの観測を開始した。1952年にはサツマイモの餌付けに成功し、翌53年には「イモ」(imo)と名付けられた当時1歳半のメス猿が、それまでどの猿も行わなかった「砂のついたサツマイモを川の水で洗う」という画期的な行動を発明している。

 さらにその翌年、「ハヤカワ」(hayakawa)と名付けられた3歳のメス猿の前に一冊のSF(※ハインラインの『夏への扉』だったと言われる)を置いたとき、なんとそのメス猿がその本を読み始めたのである。

http://d.hatena.ne.jp/uumin3/20080527#p1

 この続きは必見。
 すごいな。ユーモアに富みまくり。