切断操作・帰属処理とスケープゴート

 違うかどうかは、定義によりけりかも。
 ただ、「感情」が、○○は悪いと囁いても、それが「切断操作」なのかどうか、考えてみるといいかも。


殺人罪で死刑になった豚―動物裁判にみる中世史

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 子どもを食い殺して死刑になった豚、破門宣告を受けたバッタ、悪魔の化身とされたサル、弁護人の力量で無罪を勝ちとったネズミ……。中世キリスト教社会でおごそかにとりおこなわれた「動物裁判」が生んだ悲喜劇の実態と論理を描出する。

動物裁判―西欧中世・正義のコスモス

動物裁判 (講談社現代新書)

法廷に立つブタ、破門されるミミズ、モグラの安全通行権、ネズミに退去命令…。13世紀から18世紀にかけてヨーロッパに広くみられた動物裁判とは何だったのか?自然への感受性の変化、法の正義の誕生などに言及しつつ革命的転換点となった中世に迫る「新しい歴史学」の旅。


と、このような感情が行き着くところは、大真面目な動物裁判だ。
不安を解消するために、動物にまで犯罪を設定し、それを裁くことで、人間が秩序の中にいることを確認する。
なんて滑稽なことだろう。


と思ったが、滑稽なのは俺の方だ。
彼らは法律家だ。すばらしい法治国家。それは立法の問題です。