世界観

笠井潔 澁澤龍彦さんみたいなのが一つの古典的なマニアの典型だと思うんです。マニアというのは、集めるのは切手でも昆虫でも本でも何でもいいんだけれど、世界の全体性というか中心性というのをどこかで信じていて、自分と中心との距離をモノで埋めていくというのが古典的なスタイルだと思うんです。目標は見定められていて、どうやったらいちばんうまくそこに辿り着けるかを考えて、集め方を系統化して、きちんと陳列するということが生き甲斐だった。

http://d.hatena.ne.jp/tenkyoin/20070920#p1>

地図の真ん中に、高い山があって、そこが中心で、そこに憧れる、というイメージか。



私の場合、今現在は、砂漠の中に幾つもピラミッドがあって、低いピラミッドに登る人、高いピラミッドに登る人、ピラミッドを建設するのが好きな人、ピラミッドを砲撃する人、いろいろいる、というイメージ。