ゾルゲや尾崎秀実や日本共産党の戦前の反日活動が、反戦平和活動だったなどと言う笑止千万なことをいう輩がいるようだが、彼らはソ連の野望のための下働きにすぎなかったのである。
 尾崎は「中央公論昭和14年1月号に「『東亜共同体』の理念とその成立の客観的基礎」を発表した。そのなかで尾崎は、「東亜に終局的な平和を齎(もたら)すべき『東亜における新秩序』の人柱となることは、この人々の望むところであるに違ひないのである。」とのべている。
 尾崎の狙う「東亜共同体」とは、共産革命後に成立するソ連・日本・中国による「赤い東亜共同体」であった。尾崎には、革命後の「終局的な平和」のために、国民をだまして「人柱」にすることなど、なんともなかったのである。--http://drhnakai.hp.infoseek.co.jp/sub1-44-3.html