まほあめ

 ひよこルート、読了。
 らぶらぶ〜、な中盤、すれ違いを経て、相互理解へ到るという、書いてしまえばなんということのない展開。寂しさを、はしゃぐことで解消しようとした少女と、恋愛の経験がなく、内にこもりがちな青年が、紆余曲折を経て相互理解に踏み出す過程を、大量の言葉を投入して描いている。人には勧めないし、投資対象にも選べないし、歴史にも残らないと思うが、狭い意味では名作認定。うーん、分母の小さい完成度の高さ、という表現をしてみる。ちいさな風呂敷を綺麗に畳んだ、というもの。型月なんかは、もう、一辺が20m位の風呂敷を広げているので、綺麗に畳めるとか畳めないというレベルじゃなくて、その中に飛び込みたくなるのだな。

 で、花苗ルートへ。
 環ルートをやっていて、こちらにも興味が出てきた。