ネタ・メタ・ベタ… マジ・”あえて”

事象にネタ・メタ・ベタなどの視点を導入し、そして特にプロレスを論じ、そしてセカイに対してこれらの視点をもって対峙し、最終的にセカイと対決するための縁とする…


昭和末期のポストモダン仕草である。



さて、先日「ギターソロを飛ばす話」が棘られて、それで"涼宮ハルヒの憂鬱"*1挿入歌、God knows… を思い出した。京アニによる超絶作画が支援したライブシーンは各方面に影響を与え、"けいおん"から"ラブライブ"に至る「アニメキャラに歌を歌わせて、声優ともども売り込む」企画の中興の祖といったところか。元祖は民明さんな。同時代にアケマス*2が稼働し、動画・歌唱・声優の三位一体の二本柱といえよう。で、なんでハルヒからGod knows…かっていうと、やはりハルヒがすごくメタい作品だったことと無縁ではないだろう。ベタなバンドサウンドがメタな作品世界で正当化されるのだ。キャラとして声優が歌うのは、"らき☆すた"だって、他の作品だって普通のことだが作品中でキャラが演奏し歌うのは、バンドを結成する作品、”けいおん”を待つことになる。
(AKB48の発足は2005年、ブレイクは2009-2010年ころなので*3、パラレルと言えるかな。)

*1:2006年、原作は2003年-

*2:2005-

*3:https://nendai-ryuukou.com/artist/005.html