PCR検査抑制(?)

2020年(2021年ではない)1月、韓国ではPCR検査を拡大していたが軽症者で病床が埋まり、待機患者に死者が出た。
その対応として2020年3月3日より生活治療センターの稼働を開始。これは、企業の研修センターなどを転用し軽症者を収容、隔離病床の飽和を防ぐものである。
その後、クラブ等での不意のパンデミックはあったものの、概ね順調にコントロールしている模様。


 日本では2020年2月は、10万人あたり3件/日程度のPCR能力しかなく、検査を実施する主体も脆弱だった。『その体制下では』検査を絞り、クラスタ追跡に特化することは合理的だったと思っている。ただ、それは、能力拡大をしない理由にはならないので。第一波、第二波は「日本式」で抑えられたが、「だから」投資しなかったのかな。
 「日本海海戦で勝ったから」大艦巨砲とか、「大戦初期にグラマンに勝ったから」軽量低翼面荷重の格闘戦機とか、「大戦初期に勝ったから」包囲からの銃剣突撃とか、そんな印象はある。