雑記

Web小説読んでる

たとえば、こんな構成なわけ。
 [特訓][特訓][特訓][特訓][特訓][特訓][特訓][特訓][日常][日常][日常][回想][回想][試合][試合][試合][試合]

べつに、「特訓が長い。主人公は特訓せずに強敵の前に敗北すべきである」とも「特訓が長い。主人公は最初からチートでハーレムでないと」とも言いたいわけじゃない。
でも、もうちっと順番に工夫はできないものか…


エビでんす

 いやよくしらないけどね。



 胃がんとか、乳がんとか、そういう癌があったとする。手術で取るんだけど、原発巣を取ってもリンパ節から再発したりするわけ。「原発巣を取っても、リンパ節から再発する。じゃあ、所属リンパ節も取ろう」。そうやって、沢山リンパ節を取れば長生きする… と思いきや、統計を取ると、そういうわけでもない。沢山取れば取るほど、手術の負担が増えるので結果命を縮めることになる。技術の進歩なんかもあって、結局、ある程度の手術と化学療法、放射線療法が「今の水準では」一番いいって話に落ち着いている。


 血圧とかそういう「数値」、異常値より正常値のがいい。そうやって、数値を正常値に保てば長生きする… と思いきや、統計を取ると、そういうわけでもない。何万例とか調査すると、ある値を下げある合併症を減らすが別の病気が増えたりすることがないわけではない(※仮想的な話です)。血圧が下がって脳出血の頻度が下がったが心臓の働きが下がって心不全が増えたとか。



 ミクロな、個別の、短期間での「アウトカム」についてはEBMの昔から経験則で分かっていたりするが、そうでない場合は普通の人間の認知力を超えるので、個別のメカニズム論と統計は車軸の両輪。