バラツキ

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製造公差

製作公差
英語 manufacturing tolerance
部品または組立て物、製品を製作するときに与える寸法公差のこと。寸法公差とは、規定された許容最大寸法と許容最小寸法との差をいう。自動車などのように数万点の部品から構成される高精度の製品においては、ひとつひとつの部品に至るまで個々に製作公差を与え、その公差内に収まるような精度が必要とされる。

https://www.weblio.jp/content/%E8%A3%BD%E4%BD%9C%E5%85%AC%E5%B7%AE

「我々の農協の、中玉リンゴは300g±30g」なんて場合は、重さの大小に貴賤は少ない。
これが、
「ボンネットの重さは15kg±100g」なんて場合も、規格品と不良品に分かれるだけだろう。


「ピストン300g ±1g」って場合はどうだろう。四気筒エンジンで四つのピストンがあった場合、最悪で2gのバラつきが出る。高回転での振動を防ぐためには「ピストン300g ±0.1g」っていうのを抜き出して、同様に「コンロッド700g ±0.2g」みたいなのと組み合わせて高級車に乗せればいいかもしれない。残りは大衆車に乗っかるわけだ*1


「ノイズレベル」とか「OC耐性(低電圧耐性)」なんていうのは、まさに貴賤に直結。一定以上のノイズが出るのは「規格落ち」だし、最低の周波数も出ないのは廃棄品になるだろう。しかし、ノイズが少ないものは選別品として珍重されるだろうし、より低い電圧で性能を維持できるチップは「低電力版」として高値が付けられる。

*1:部品の重量を計測して最適な組み合わせで組み合げる、っていうのはずっと前からやってる気もする