ジャンル・カテゴリーの行方

20世紀には、街のあちこちに「カメラ屋」「DPE屋」「写真館」があった。
カメラを売って現像したり、60分現像したり、記念写真を撮影して現像したりしていた。

21世紀に入るとコンデジが普及し銀塩カメラ現像の市場は縮小し、「(ネガ)フィルムの現像」市場はほぼ消滅。
「SDカード等のプリント」等にシフトしたが結局大幅に店舗数は減少。
ショッピングセンター内の貸衣装が充実した写真チェーンは一定の拡大を示しているようだが。



さて、「少女小説」というジャンルがある。コバルト文庫氷室冴子新井素子で注目され、講談社X文庫ティーンズハートは花井愛子を代表に折原みと秋野ひとみ等で大ヒット。まりみては界隈でも人気を集め、彩雲国物語は幅広い層に訴求したが、2019年にコバルト文庫電子書籍のみに移行しずいぶんと縮小を感じさせる現状になった。

人が欲しいのはドリルでなくて穴である、という言葉がある。
ネガフィルムに撮影し、現像しプリントしアルバムに閉じた人が欲しかったのは、ネガフィルムとプリントとアルバムではなく、画像と閲覧でありそれはデジカメとインクジェットプリンタやHP、そしてスマホとインスタやLINEに移行した。
少女小説を読んでいた層は、今はどんなものを享受しているのかちょっと気になる。