下っ端の独走み

責任者が「これはもう、治らないですねー」
で、顧客と合意になっていた案件、下っ端が知らずに顧客と雑談、
「えっ?治さないんですか??」
ってやらかした。すると顧客は
「治せるなら治した方がええわ」
って言いだしたらしい。


下っ端、自分が治さなくて済む立場なもんだから、
「治す」と「治そうとする」の違いが分かってない。
現行車や、先代くらいの自動車なら壊れた部品買ってきて取り付ければ「治る」が、前々前世…じゃなくて、前前前前モデルくらいになると、部品が無いとかワンオフで作らなきゃとか、治そうとしても限界があるとか、取付け先のパネルとかシャシーが腐っててつかないとか、そういう話になるんだぜ…


 顧客が、「だって、下っ端くんは治ると言った!」と言いだす日が目に見える…