作劇論、ラーメン論

「こういう物語展開が望ましい」っていうのは、結局「醤油ラーメンが究極」「味噌ラーメンが至高」「塩ラーメンに、具を乗せるのが正当」… って言ってるのと大差ないとは思ってるんだけど。
なろう、を読んでいていくつか


30イニングの試合

それが、本当に必要で重要で大切だったとしても、30イニングの試合はダレる。
いやさ、「30イニングの試合は駄目だ。だから主人公は負けるべき。ヒロインとは結ばれないべき」って言ってるんじゃなくて、
「勝って負けて勝って負けて、最後には40対41で主人公チームの勝ち!」
なら、
「9イニングの試合、3連戦。一戦目は快勝したが2戦目で敗北。天下分け目の3戦目の最後のイニング、10対11、主人公はリードを守れるか!」
でも同じことじゃない?

チーム30人の試合

それが、本当に必要で重要で大切だったとしても、チーム30人の試合だと、「この人だれ?」になる。
いやさ、「30人の試合は駄目だ。だから主人公は負けるべき。ヒロインとは結ばれないべき。カッコいい脇役は活躍しないべき」って言ってるんじゃなくて、

「30人チーム 対 30人チーム の試合、前半3時間、後半3時間、開始!」
なら、
「10人のチームを6チーム作成しリーグ戦」
でも同じことじゃない?

これだと、味方が敵になっちゃうが、それはチームを超えた友情ってことで…
(紅白選抜パターンはあるか)

無敵コマンド

 シューティングゲーム、無敵コマンドやソース改変で「いきなりフル装備、当たり判定無し」にできることがある。
 最初は面白いが、一周もすると遊ばなくなる。
(もっとも、RPGでラスボス倒して『強くてニューゲーム』はなろう!のスローガンの一つであるが)