言葉の使い方に気を付けろ

曖昧な言葉は、使う方は融通が利いて楽しいが、使われるほうは楽しくない。

「オレオレ、俺だけどさ、今度の日曜日、店にクルマ持ってくから!」
「オレオレ俺さんですね、承りました」

「オレオレ俺さんが、今度の日曜日、店にクルマ持ってくるそうです」


みたいなアレ。
電話番氏は、一秒でも電話を早く終わらせてスマホに触りたいだろうが、これ、


「オレオレ、俺だけど、クルマ持ってきた。車検よろ」
「え~車検なんて聞いてないよ~車検は予約して貰わないと、ブースと要員に空きがないよ~」
「電話では承るって言った!!!111」
ってオチになる。


電話番氏は、どんな結果になろうと自分に面倒が降りかからないので、適当に電話を終わらせることに利益がある。
「日曜日、"面談"の予約ですね!来店されたら担当者が応対します」
「"入庫"希望でしたら、別途予約を確認します」
など、硬めの言葉を使うことは意味の峻別に役に立つ。


もっと融通きかせろ?
リッツ・カールトンみたいに、通常の3倍の値段を払い続ける客ばかりであれば、ブースにも担当にも余裕をもつよ。