立式の順番

問題1 : 「昨日、たかし君は、林檎を買いに行きました。"店1"で3個、"店2"で5個、"店3"で7個、"店4"で5個、"店5"で2個です。合計いくつ買ったでしょうか」

問題2 : 「表を埋めてね」

店1 店2 店3 店4 店5
個数  個  個  個  個  個


問題3 : 「式を書きなさい」

問題4 : 「答えを出してね」


コメント

式が複雑になったとき、『提示された項目が順序よく並んでいたと仮定するなら』、順序よく並べて計算したほうが計算間違いは減るし、可読性は上がる。
ただ、いま作った問題文は面倒なので「店1」「店2」と店名に数字を付けたが、「セブンイレブンで3個」「ローソンで5個」って場合、整列させる合理性には欠けるわな。
この問題の場合、「3+7で10,5+5で10,それに2を足せば22!」と暗算しちゃう子の場合、
3+7+5+5+2って式にするかもしれないが、それを非難する言葉を持たない。


『「既に存在する」物品の個数に、新たに物品を追加する演算を「追加算」と称し、追加算の場合、既存の物品の個数を前に、追加される物品の個数を後に立式する。これを逆に書いた場合は追加算の理念に反するものとして算数のテストでは減点する』とか、授業の前に宣言するのだろうか。