"ウーバーを"白タク"と呼ぶのはイタい人だ"

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180519-00025151-president-bus_all

一方、日本はというと、すっかり世界から取り残されている状況。自家用車を用いたライドシェアリングは道路交通法により「白タク行為」として禁止されています。またタクシー事業者の反発もあり、基本的には容認しない姿勢を示しています。ウーバーは日本でのサービス提供を開始しているものの、行き詰まっており、「当面はタクシーの配車サービスに専念する」としてきました。もっとも筆者としては、ソフトバンク筆頭株主になったことからも、今後は日本の「サービスカー」事業はウーバーによって大きく変革されると予想しています。

例えばウーバーのプライシングに表れています。ウーバーの値付けは「ダイナミックプライシング」。アマゾンや、ウーバーと同じシェアリング大手のエアビーアンドビーがそうであるように、独自のアルゴリズムで需給を分析しつつ、リアルタイムで値段を変えています。これもテクノロジー企業だからできていることだと言えるでしょう。

 具体的には、繁忙期に、乗客が多い地域から出発する場合に料金を引き上げる「サージプライス制度」を導入しています。ドライバーはアプリを通じてライドシェア需要の大きい時間とエリアを予測、価格が高騰しているエリアを効率的に回れば、収入を増やすことができるというわけです。

大企業には、高い公共性を求めるのが日本。
「我々は、哀れな個人同士をネットで仲介しているだけであり、貧弱なサービス提供個人に高い公共性を求めるべきではない」
っていう理論なんだろうけど。


鉄道のホームはホームドアを完備するべき、身障者用スペースを完備すべき、離島の空港も車椅子で昇降する設備を整えるべき、バスは車椅子でも乗降できる体制を整えるべき、そして…