両極端論法

防護装置全般に、「軽度の危害には防護装置は不要。重度の危害には防護装置は無意味。どちらにしても、防護装置に存在意義はない」論法使う人は多い印象がある。
最たるものが、「全面核戦争になったら、どんなに強大な軍備を持っていても壊滅は免れないので軍備は不要。戦争にならなければ軍備は不要。どちらにしても軍備は不要」なのだけど。

ヘルメットは要らない

時代は流れ、ある時、18世紀の戦争についての文章を読みました。

「兵士がヘルメットや鎧をつけてないのは銃の攻撃力が鎧の防御力を上回っているためです」

なんだってー!

じゃあライフリングによって、さらに攻撃力が高まった銃ならヘルメットなんてもっと意味ないじゃん!あの映像は何だったのか。



映画でもヘルメットに防弾効果があると思わせるシーンがありました。プライベートライアン冒頭のノルマンディー上陸作戦のところです。銃弾が飛び交ってる中、ある兵士がヘルメットを脱いだ瞬間に頭を撃たれるんですが、あれを見た人はヘルメット脱がなければ生き延びてたのに、と思わせる効果がありました。



ヘルメットが防弾に効果があると思わせるのは今後一切やめてほしいです。

https://anond.hatelabo.jp/20170919145340