若者の車離れ
これを転載するのは4回目くらいだが。
きわめて個人的な見解で恐縮だが、かつて車が若者にツールとしてもてはやされたのは、車を介して他人とつながりが持てた時代だったからに思える。そのプロセスで「他とても楽しい」と彼等が感じ、必須であったからこそ、車は人々にとって重要な製品だった。しかし現在は車を使わずとも人とコミュニケーションが容易に図れるようになり、さらに環境問題や景気の話もあって、自動車が決して必要なツールでは成り得なくなっている。
MFi Vol.53 P009 2011
米国の車離れ
これを転載するのは2回目くらいだが
一昔前、自家用車は「自由」と同じ意味合いを持っていた。だからこそ、米国のティーンエイジャーは誕生日を心待ちにし、年齢に達すればすぐに免許を取った。
現在、ティーンエイジャーが自由を獲得するのは、携帯電話やスマートフォンを与えられたときである。ソーシャルメディアで友達たちと交流し、どこに行けば誰に会えるか、どんな楽しいイベントが開催されているのか、あっという間に情報を得ることができる。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39010?page=3
また、巷にあふれる様々なカーシェアリングのサービスをスマートフォンで利用することができるし、無料のカープールサービスも利用できる。公共交通機関を利用するときも、スマートフォンのアプリを使えば最も効率的な乗り方をすぐに調べることができる。待ち時間だってスマートフォンがあれば苦にならない。にっちもさっちもいかなくなったら、親に電話すればすぐに迎えに来てくくれる。
車離れは、車による「利得」と、車運用の「コスト」、それと「収入」のバランスの崩れによって起きたもので、(若者にとっての)最大の「利得」は『コミュニケーション』じゃないかっていう話。昔だと、自動車転がしてショップに行かなくちゃ見られなかった商品も、それWebで
世界の車離れ
http://365affairs.hatenablog.com/entry/2016/02/03/172152
イタリアでも車離れ(2012年の記事)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121014/mcb1210140732005-n1.htm
「大学生になった娘がクルマの免許をとったんだけど、クルマは要らないって言うんだ。必要な時はカーシェアリングを使えばいいってね。クルマは環境や社会にとって重すぎるって。ぼくたちにとってクルマはステータスだったんだけどね。iPodで音楽を聴きながら友人とエコについて語りあったり、そういうのがいいって娘は言うんだな」とイタリア人の友人が話す。
オスロでは首都が車離れ
http://courrier.jp/news/archives/7420/?id=breadcrumbs
オスロ市議会が発表した交通規制策が注目を集めている。
2019年までに、中央駅や市庁舎などがあるオスロ中心部約3㎞圏内への自家用車の乗り入れを、全面的に禁止するというのだ。
若者のファミレス離れ(ファミレスに行くための車離れ)20170207追記
"ロイヤルホスト、24時間営業廃止へ 定休日も導入検討"
http://www.asahi.com/articles/ASJCK4DBJJCKTIPE014.html
自動車が一般家庭に急速に普及した1970年代当時、深夜のファミレスは、「車で若者が集まるコミュニケーションの場だった」と佐々木徳久・ロイヤルホスト社長。深夜に集まれる場所が少ないため、店を開けていれば客が来る“ドル箱”の時間帯だったのだ。
この常識を壊したのが携帯電話だった。2000年ごろからの普及でコミュニケーションの「場所」を提供する必要性が薄れ、客足が鈍って深夜帯はじり貧に。//(業界関係者)。
http://diamond.jp/articles/-/114243
20171030 追加 世界の車離れ
https://carnny.jp/4909
統計とかそういうのは無い。