ASROCK N3150DC-ITX

http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/img/ah/docs/752/018/html/06buy1.jpg.html
BUY-MOREで 12800円だったので購入。


CPUは、Celeronブランドだが、省電力CPU系列、ATOM系。Braswellで、4コア/4スレッド、定格クロック周波数1.6GHz、最大2.08GHz動作の「Celeron N3150」を直付けしている。NUCでは、2コア2スレのATOM製品が売られている。
製品には、ACアダプタが同梱。マザボへのコネクタは、thin mini-ITXとは違った形状で、NUCのものに近いかな?そして、SATA信号ケーブル、このマザボ独自のSATA電源ケーブルが付属していた。

普通のATX電源からは、多彩なプラグのついたケーブルが伸びているのだが、ACアダプタモノだとドライブの電源に困る。thin mini-ITXでは、SATA電源プラグが直付けされていて、同梱のケーブルでドライブに電源を供給する。コネクタ自体は汎用形状なんで、市販のSATA電源ケーブルでも上手く差せば実用になる。この製品では、ファン用のコネクタに似た独自形状のコネクタが実装されていて、付属のケーブルでドライブに電源を供給する。失くしたらアウトだ。


さて、マザボ。メモリは普通のSO-DIMM。thin mini-ITXと違い、フラットパネルディスプレイケーブルは未実装。SATAx4と、ファイル鯖にも対応。上面からの写真ではわかりにくいが、普通のソケット式マザボではありえない大きさのヒートシンクに驚く。


さて、Geekbench3、32bitでは、シングル800ちょっと、マルチで2000ちょっと。タブレットAtomや、ノートPC用 C2D程度の速度。実際にWindowsを操作してみると、もっさりもっさり。温度は、OCCTを走らせてみたが、十数分では49℃くらい。筐体は熱を持たず、蓋をあけてヒートシンクを触るとまあ、熱いってくらい。


常時稼働用のファイル鯖用にはよさそう。当然ながら、CPUパワーが要らないなら、NAS箱買った方が手っ取り早いかもしれない。