ノベルゲー(≒エロゲ+ギャルゲ)ブームの終焉

何回か書いた気もするが、また書く。


世紀も変わり、葉鍵ブームが来た。泣きゲが脚光を浴び、エロゲに言及した文化人が一発当てた頃だ。そのブームに乗って、おねかのAIRをプレイしたりしていた。その頃からタイトルの大作化は進み、オルタマダーとか蔵マダーとか鬱だSNOWとか書かれていた。やっと、蔵が発売された頃のこと。郊外型家電量販店(YKKみたいなアレ)のエロゲコーナーが撤去予定となり、大セールをやっていた。一応説明しておくと、以前は「パッケージソフト」というものの店頭市場があり、家電量販店では一つの棚を作っていたのだ。その家電量販店の片隅で1間くらいの幅をエロゲが占拠していて、それが割引販売。タイトルは、当時も聞いたことがないマイナー作ばかり。ちょうど、先輩がファイル共有ソフトで、アダルトビデオが落とし放題!とドヤ顔していた頃。そこで悟ったのだ。「これまでは、アニメ塗りの画像をCD-ROMでエロゲの形で購入していた層が、ファイル共有でAVを落とすようになるのか」地方の家電量販店でエロゲを買っていたサイレントマジョリティーは消滅していき、地図に予約いれて特典ゲットする層のみが生き残っていったのだろう*1
 


 さて、エロゲブームの頃は、いろいろなHPでいろいろな人がエロゲの感想を書いていた。そういうサイトを「はてなアンテナ」に登録していたのだが、だんだん、アンテナがエロゲアンテナじゃなくて、ROアンテナ、IM@Sアンテナになっていった覚えがある。
ついでにいうと、2000年代中頃、ラノベの話題を振る人をリストに入れ、ラノベタイムラインを作って話題を追っていたが、いつの間にかモバマス、艦これTLになっていたなあ。


http://grev.g.hatena.ne.jp/keyword/HGameSales
http://grev.g.hatena.ne.jp/keyword/Dojin_chronicle

*1:「それ、単に規制の強化じゃん?」って言われればそうなんだけど。ただ、専門コーナー作って売り続ける程のメリットを家電量販店は感じていなかったのではないか、と書いてはおく