"労働時間と、仕事のやりがいの関係性に関しての独り言"

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あ、この話、決して経営者目線云々という話をしたいんじゃないですよ。この文章をうっかり読んでしまった人に、先に言っておくけど、そこだけは絶対に勘違いしないでね。経営者目線みたいな、情報の非対称性があるくせに、都合のいいところだけ求めるの嫌いなんで。

やりたくないのに、やらなきゃいけない仕事は業務時間内でも苦手です。たまに嫌な仕事がやってくると、自分でも明らかに生産性が落ちるのがわかっていて、でもやらねば、と、どうにか自分を奮い立たせます。

それが8時間の労働の質を高めて欲しい理由でもあり、長時間労働を推奨する理由でも有り、長時間労働を否定する理由でもあります。つまり楽しければ時間は関係ないことはわかってるんです。

結論としては、一般論として決して長時間労働を推奨するわけじゃないです。

パフォーマンスを出せる人だけにしか適用しなくていい話なので、長時間労働を許容すべきなのは、仕事にやりがいを見いだせた、パフォーマンスが高い、ごく一部の人だけの特権かもしれないということです。

と、散々予防線が貼られているところにコメントするが、クリエイティブな仕事、仮想化された仕事をしている人が「仕事のやりがい」を語る一方、ワタミみたいなところで、「店舗運営をクリエイトし、やりがいを感じ、パフォーマンスを出せない奴は辞表を出せ!(そんな奴を見つけて引き継いだらねw)」って語られている予感。あと、本人だけなら、「やってらんねーよ。ちっ」って面従腹背で働けるかもしれないが、「バイトを見つけてやりがいを引きだし、パフォーマンスを発揮させろ。高いパフォーマンスを前提とした人員手配しとくからよろしくね」ってなると、それなりに詰む。
 「どんな書籍も時代を映す鏡。書籍に貴賤は無い」って語られると、図書館に「ラーメンマップ埼玉 2,4,5,6,8,9巻」が購入されるようなものかな。