"ようやくスタートラインに立ったかと思いきや、誰もいなくなりつつある日本ゲーム業界"

http://potatostudio.hatenablog.com/entry/2015/04/12/083000

現状、日本において据え置きゲーム機は、マーケットボリュームが採算分岐点に達していないため、どうしても前世代機との同時発売、いわゆる縦マルチにならざるを得ない。

PS3世代よりもスペックの上がったゲーム機のポテンシャルを引き出すゲームを遊べないのであれば、わざわざPS4を買うまでもない。なにしろ同じ名前のゲームがPS3で遊べるのだから…というのが、今の日本のユーザーの偽らざる本音だろう。

ワールドワイドでは2000万台を突破してるんだから、そっちで売れるゲームを作ればいいじゃないかと思うかもしれないが、もはや日本のゲーム会社には、ワールドワイドで大ヒットを狙えるフランチャイズが殆ど残されていないのが現状だ。

巨大プラットフォームに成長したSteam。
日本に住んでいるとまったくピンとこないかもしれないが、PCゲームの配信プラットフォームであるSteamは、いま凄まじいことになっている。

下記の記事にも書いてあるが、アクティブアカウントは1億2千万を超え、同時接続者数も900万人を超えているのだ。ちょっとした国家並みの規模になっているのである。


日本では、コンシュマー市場が整備されていたため、MMORPGなどのネットゲーの整備が遅れたとか、ブラウザゲーの開発が遅れたとか、そんなコメントもあったが、そのコンシュマー市場モナー。もっとも、PS3の頃から、コンシュマー市場は縮退していた印象も。なんていうか、「若者が集まってMarkIIIとかメガドラとかサターンで遊ぶ」… じゃなくて、「ファミコンとかスーファミとかPSで遊ぶ」って様式がPS2で遊ぶ、PS3で遊ぶって形態に移行せず、年少はDS、年長はPSP、そんな形態になったって雰囲気が。Wiiが、すこし年少向けコンシュマー市場を盛り上げたが、ちょっとそちらも失速気味?