うまい譬え募集中
えーと、タイヤがあるとしよう。検査時、特段問題はなかったとする。すると話すわけだ。
「タイヤの溝は十分ですね。ひび割れもない。心配いりません」
これで話が済めばいいのだが、世の中には、ぐっちゃぐちゃのガッタガタにしてから持ち込んでくる人がいる。パンクしたタイヤで走りまくり、ホイルや下回りまでメタメタ。
「どうしてこんなになるまで放っておいたんだ」
「だって、前に検査したときに、大丈夫心配いらないですって言われた。変な音がしていたけど、心配しなかった」
これを解決するには、飛行機のようにフライトの度にチェックすればいいんだけど。しかし、頻繁な点検は現実的じゃない。いや、リアルな自動車は運行前点検と六か月、12カ月、車検整備は義務なんだが。
「今は問題ない」
「今問題ないからといって、今後に問題が発生しないとは限らない」
「異状に気づいたら、サービスに連絡を」
これを実感させるうまい譬えはないものか。