"三割全滅"

http://togetter.com/li/779926


http://slashdot.jp/~moci/journal/543370/

ジェームズ・F・ダニガン 「戦争のテクノロジー」のp.343-344


戦闘による損失のパターン

烈しい戦闘で一日たち、あるいは軽い戦闘で数日すぎたあと、普通は一〇%の戦闘による損失がでるものだ。そしてこの時点で歩兵と砲兵の損害が他の部隊のそれよりも大きいことの影響が表面化してくる。

三〇%の損失で、だいたいどの師団でも深刻な分解の兆候をしめしだす。そしてこれが師団を戦場から引き揚げて戦闘部門を再建するもっともよい時機なのだ。このポイントをこえて戦闘をつづけることは、師団の戦闘力を文字どおり一掃してしまうことになりかねない。将来発生するかもしれない戦争では、師団がごくあたりまえのルーチンとして、三〇%ラインをこえることを要求されるといわれている。

いったん五〇%をこえてしまうと、残っているのは補給部隊だけということになる。だいたいの場合、補給の支援部隊はあまりやる気もないままに歩兵として代役を務めている。乗組員のすべてではないとしても、大半の戦車は行動不能に陥っている。無傷なのは砲兵だけであるが、砲兵を保護する歩兵部隊もいないとなれば、砲兵もまもなく姿を消すであろう。五〇%をこえて戦うことは師団の完全な破壊を早急にもたらす。補給部隊は戦闘力としては非能率なので、簡単に殺されてしまう。彼らの技術者としての技倆は簡単に置きかえることのできるものではない。有力な歩兵部隊が前線にいない場合には、砲兵隊、補給隊もすぐに蹂躙されてしまうだろう。それらの装備が破壊されたとき、師団は存在しなくなる。

http://slashdot.jp/~moci/journal/543370/#


ある種のSLGで、敵の一単位の攻撃を受けると、自軍は10%の損耗をうける。
ニ単位の攻撃を受けると20%の損耗で、裏返しになり、次ターン行動不能
三単位の攻撃を受けると30%の損耗で、盤から取り除かれる(すべての将兵が死傷したわけではないですが、30%の損失で継続的戦闘は不可能なので全滅判定です)。
そんなのがあった気がする。