"オタクの街秋葉原に「おたく」の居場所がなくなっているという問題"

http://gudachan.hatenablog.com/entry/2015/01/06/233826



一般流通していなかった(と思われる)進駐軍放出の真空管、他に大規模店舗が成立していなかった頃の家電、パソコン、自作パーツ、同人誌やフィギュア類。
「他では手に入らず、ここでなら手に入る」
っていうものは減ってきた印象はある。
残るのは、メイド喫茶と、ラーメン屋?







"「深圳秋葉原」で考える中国の脅威"

しばらく前から、中国が低賃金を武器とするだけでなく、技術力においても日本を激しく追い上げており、近い将来日本の脅威になるだろうとする見方が流行したが、中国企業の実態が知られるにつれ、脅威論はしぼんだ。だが、日本の産業にとらわれた視角からは、中国の産業がはらむ脅威の姿は見えてこない。

http://web.iss.u-tokyo.ac.jp/~marukawa/akihabara.htm

中国深圳市の中心部に「華強北」と呼ばれる電気屋街がある。電気屋街といえば、日本人も中国人も真っ先に「秋葉原」を連想するが、「華強北」はある面では秋葉原を凌駕している。すなわち、電子部品店の数と売られている部品の種類においては、華強北は秋葉原を遙かにしのぐ。ガード下の狭いところに部品店がひしめく秋葉原と違って、華強北には3〜5フロアにわたって部品屋がぎっしり詰まった電子部品のデパートが少なくとも5カ所はある。
 秋葉原との大きな違いは、ここがプロ向けの電子部品市場だということである。例えば、ここではチップ部品がリールに巻かれた状態で売られている。ハンダごてを握って趣味や実験のために電子機器を組み立てる人を対象にしている秋葉原にはまずこんなものは売っていない。チップ部品というのは1㎜角程度の砂粒のような部品であり、これを組み立てるには1台数千万円もするチップ・マウンターという機械が必要である。華強北はそうした機械を持っているか、あるいはそうした機械を借りるに足るだけの数の製品を作ろうとする企業も来るところなのである。

華強北市場とその周辺のヤミメーカーたちは、日本では研究開発能力を持つ限られた企業しか手を出せないハイテク製品だと思われている携帯電話を、誰でも作れるローテク製品に変えてしまい、企業のブランドによって差別化されていた製品をブランドが無関係な一般製品に変えてしまった。だが、消費者が一般製品と化した携帯電話を「それほど悪くないじゃん」と思うならば、それは大手ブランドメーカーにとって脅威になるだろう。そして脅威が中国国内にとどまるはずはないのである。

"【BRICs報告】深センの電脳街はとんでもない規模だった---中国編その5"

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060323/115344/
2006年。

http://www.akihabara-china.com/