(よい意味での)科学は、権威やドグマ、思想、慣習でなく、実証や事実(先行研究含む)を優先させることにより(悪い意味での)非科学と区別される。
それは、(普通に言われる科学を指す)自然科学だけでなく、社会科学でも同様であり、実証や事実、先行研究を無視した行為に「加担」することは、加担者の科学的思想自体を問われかねない。
と、そんな話だと思ってる。ここでは「加担」とし、「看過」とはしていない。
追加でいうと、証拠によらない主張は、往々にして非科学的であり、例:「UFOが飛んでいった 」「鮫の軟骨を食べると癌が治る。症例も統計も無いがそんな気がする」「ありがとうというと水がおいしくなる」 第一種の非科学と言えるが、証言を無視することも、ある種の非科学であり、痛み等の目に見えない、計測困難な状況が往々にして無視され、第二種の非科学といえるかもしれない。証言は、他の証言や、他の客観的証拠と照らし合わせることで、証拠たりうる。そんな気はしている。