"偶数と偶数の和は偶数であることの説明"

http://d.hatena.ne.jp/kamiyakenkyujo/20140531/1401463750

(問題)

正さんは「偶数と偶数の和は偶数である」ことを説明しようとして、次のように説明した。
・mは整数である。
・ゆえに2mは偶数である。
・2m+2m=4m=2(2m)
・よって偶数と偶数の和は偶数である。

この説明に対して、進さんは「偶数と偶数の和は偶数である」として「2m+2mを用いるのは間違いだ」とした。進さんの説明が正しいのか、間違っているのかを説明しなさい。

いやこれ難しいよw


正さんは、「『任意の』偶数と、『任意の』偶数の和は偶数である」ことを説明しようとしていた。『任意の』という形容詞は省略されることが少なくない。もうちっと詳しく書くと(冗長かもしれないが)、「『任意の』偶数Aと、Aと同じか、もしくは異なる『任意の』偶数Bの和は偶数である」ことを説明したいと意図している。この場合に、2m+2mという立式は、同値である(この表現であってるかな?)偶数の和しか表しえないため、『任意の』偶数と、『任意の』偶数の和という前提条件を満たしていない

って話じゃないかな。


∀∃の差。