http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/131028/wec13102807010000-n1.htm
ちっともわからないがちっともわからない
財務省(政府税制調査会)がこうしたキャンペーンを行っています。財務省は付加価値税を含め、全体額で試算の上、諸外国と比較しております。
しかし、今、議論しているのは、道路特定財源としての「自動車重量税」であり、「揮発油税」なのです。自動車固有の税でもない付加価値税を加えて比較することにどういう意味があるのでしょうか?
http://www.jama.or.jp/lib/jamagazine/200605/13.html
比較は、総額ではなく、取得、保有、走行の各段階で検証する必要があります。なぜなら、総額の比較では、ユーザーによって、所有している自動車の「価格」、「排気量」、「重量」や「走行距離」などが異なり、公平な比較にはならないからです。
よくわかんないけど、消費税を20%くらいにして、(ガソリン税はそのまま。ガソリン税を含んだ「定価」に、さらに消費税が掛かる仕様)、そんで自動車税や重量税を廃止すれば、負担軽減になってみんな泣いて喜ぶんじゃね?
自動車固有の税でもない付加価値税を加えて比較する
ひとなんていないと思うし。
100万円のダイヤモンドを買った人には、5%の消費税しかかかりません。ダイヤモンドを所有しているからといって、税金がかかるわけでもありません。
ところが、自動車には、買ったとき(取得税)、保有しているとき(自動車重量税、自動車税、軽自動車税)、走らせたとき(揮発油税など)のそれぞれで、さまざまな税金が課せられます。180万円の自動車を買うと、11年間でこれらの税金が合計で約150万もかかるのです。
保有しているダイヤモンドは大気汚染をしないし、渋滞を引き起こさないし、自転車を轢かないし、違法駐車で交通の妨げにもならないからな。
まあ、軽乗用車問題は、租税と社会保障を足した国民負担が、日本では(やや?かなり??)逆進的であり、再分配が(やや?かなり??)少なめと、大枠が歪んでいるため、それが個々の問題に噴出している感はある*1。
*1:国民負担率自体が低めという話もある http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/020.htm