韓国では年始から販売される全ての自動車で実態に沿った新たな燃費表示が始まった。これまでの燃費表示を見直した結果、韓国製の中型ガソリン車の燃費が日本車よりも劣ることが分かった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130104-00000470-chosun-kr
新たな燃費表示は、燃費測定条件を現実に近い形で見直したものだ。表示を体感燃費に近づけることが見直しの狙いとなっている。このため、燃費はこれまでの表示よりも10−20%低下している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130104-00000470-chosun-kr
新型のアルティマ、アコードが発売された昨年末まではソナタは日本の中型セダンより燃費面で優れていた。過去4−5年にわたりエンジン、変速機の技術が向上したほか、車体の軽量化を図り、公認燃費が改善した。しかし、燃費測定基準が体感燃費に近い方式に変更されたほか、最新の燃費技術を採用した輸入車が続々登場し、韓国車は燃費面での優位性を失った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130104-00000470-chosun-kr
ちょっと前、北米の韓国車の燃費捏造疑惑があったっけ*1。
- 数値捏造
- 性能の良悪
- モードへのfit - misfit
という、三種類の要因が考えられるが、文章からだと2,3の両方、って雰囲気。
misfitの例
パワートレインに日本向けの変更が施されていない欧州車は、一般道、高速道ともに、やや高い速度域で燃費がよくなる傾向にある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%87%83%E8%B2%BB
これは、日本で採用されている燃費測定法の10・15モード燃費における走行速度は市街地で20 - 40km/h、郊外や自動車専用道路で50 - 70km/hであるのに対し、欧州における燃費測定法欧州複合モード燃費では市街地40 - 60km/h、郊外70 - 90km/h、高速道路120km/hという速度で測定されるためである。欧州各国の規制速度値は日本より全般的に高く、実際の交通の流れも速い。また欧州仕様のディーゼル車においては、それらのガソリン車より、さらに高速燃費に優れている。
実際に、日本の10・15モード走行で良好な結果を出した車がECE15では他の欧州メーカーの小型車より燃費が大幅に劣るといったことも多い(ホンダのフィットは10・15モードで24km/lだがECE15では17.5km/lである)。