ハイエンドは欧州ブランド、ローエンドは中国車の追い上げで苦戦する中国の日本車

 少なくともいままでは、中国での日本車は欧州ブランド車の「踏み台」だった。将来、BMWやポルシェに乗りたい。でもいまは日本車で我慢する。ところが、欧州勢が一部設計を簡素化した中国専用モデルを発売するようになり、状況が一変した。VWの中国専用車「ラヴィダ」は1.4TSIエンジンと7速DSGの組み合わせで17万元を切る。「カローラ」の1.8lCVT車がほぼ同じ値段だ。消費者がどちらを選んでいるかは、販売実績を見れば明らかだ。

カッコ良くない。日本では大衆車なのに中国ではお高く止まっている。持っていても周囲から尊敬されない───こんな日本車評に甘んじていていいのか。

MFi vol.75 P24-25