"Intelの新CPU「Broadwell」、自作PC向けの単体販売は行われない?"

ここの部分は著者の予想。だけど、個人的には(願望も込みで)この予想は外れでは無いかな。

理由はXeonなどハイエンド、サーバ向け市場があるから。

http://hardware.slashdot.jp/story/12/11/28/103234/

少なくともdGPUを要求されるような、あるいはOpenGL用のGPUを要求されるようなハイエンドなデスクトップ市場、さらに言えば超可用性を要求されるようなサーバ市場やHPC等では組み込みはまず不可。するとHaswellが延命された後、次の世代ではまだLGA版かそれににたものが出ると思う。もしかしたらハイエンド・ウルトラハイエンド(と、Xeonに釣られてEEが流通する廃End自作/ホワイトボックス 市場)だけかもしれないけれど…確実に残るはず。

(割と広い意味での、Wintelな)デスクトップPC(以後、DTPC)マーケットが、ノートPCや、(主としてARMベースな)タブレットへ移行するとして、そして残ったDTPCマーケットの、ローエンドな部分、一般家庭でメールやエクセルを動かしているDTPC(あまり想像つかないけど)や、企業システムの端末を担うDTPCは、AIO(All-in-one)に移行していき、DTPC用の単体CPUを利用するマーケットはどんどんシュリンクしていくことが予想されるので、単体発売が実施されなくても大勢には影響なさそう。で、Slot 1の頃のように、廃エンドユーザーは、Xeonと鯖用マザボ、って時代になるのかしら。量産効果とか考えると、「型落ちのCPU付きマザボマザボ付きCPU?)買いかえていくほうが、ソケット式マザボ+CPU換装よりオトク!」って時代になるかもしれないな。

NUC

 NUCは同社が提唱する超小型PC。フォームファクタは、基板サイズが100×100mmの「UCFF」と呼ばれるもので、位置付けとしてはNano-ITX(120×120mm)とPico-ITX(100×72mm)の中間にあたる。

 超小型フォームファクタとしては比較的高性能のCPUを搭載し、省電力性も実現しているのが特徴。モバイルIvy BridgeCore i3-3217U(デュアルコア、クロック1.8GHz、TDP 17W)と、モバイル向けのIntel QS77 Expressチップセットを搭載し、ACアダプタ(19V、65W)での動作に対応している。

 マザーは表面にCPUやチップセットなどを、裏面にスロットやUSBピンヘッダなどを搭載するというレイアウト。内部SATAポートは非搭載で、ストレージを内蔵する場合はMini PCIeスロットにmSATA SSDを接続するという構造だ。

http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20121124/etc_intel.html

前にも転載したが、こういうのが出てくると、ポン付けAIOが簡単に作れるよな。(低消費電力とはいえ)HDDや光学ドライブの接続をしないと割り切りSATA端子を省き、マザボへのACアダプタ直結で完了、な設計。