国民が地獄を味わうのは当然の義務。われわれを選挙で合法的に選んだのは国民なのだから自業自得

映画「ヒトラー最期の12日間」より: 「ソ連軍に包囲される前にベルリン市民を脱出させるべき」という進言を退けたヒトラーは、平然と「国民の自業自得(自己責任)」だとうそぶく。「(ドイツ)国民が地獄を味わうのは当然の義務。われわれを(選挙で合法的に)選んだのは国民なのだから、最後まで付き合ってもらうさ」

http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20120525/hana

ヒトラー「死ぬのは難しくない。ほんの一瞬だ。そして後は永遠の平安」』
 この部分は在りましたが、
シュペーア「国民はご容赦を」
ヒトラー「わが国民が試練に負けても、私は涙など流さん。それに値しない。彼らが選んだ運命だ。自業自得だろう」』
 は在りませんでした。
 回想録では、ヒトラーの「死ぬのは簡単だ」という独白を聞いたシュペーアが、ヒトラーの命令に逆らって、ドイツ国土の焦土化を行わなかったことを告白し、それを聞いたヒトラーが涙を流したとなっています。

http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20120525/hana