"小さなPCはなくなってしまうのか"

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/config/20120907_558073.html
なくなってしまうだろうなあ。


1998年だっけ?iModeが登場したのは。
それ以前には、「外出先でメールを閲覧する」ということは、非常に重要であり、そして、困難なことだった。もしかすると例外はあったのかもしれないが、ノートPC+携帯モデムや、PDC携帯、PHSと接続する必要があった。
そこへiModeが登場。そりゃあ、一日に100通読んで10通返事を書く、なんて人は別として、多くの人は、携帯に転送して必要に応じて短文を返送すればそれで十分だった。あとは、2007年のiPhone、そしてiPad
リブレット(とオデン缶)の聖地だったチチブ電機*1も、三階に移転し、一階はアミューズメントなフロアになっているし。

ファイルの同期も、DropboxなどのWebストレージや、Webアプリケーションの進歩でどうでもよくなってきているし。

ついでにいうと、一時期のネットブックは、2007年10月に発売されたASUSのEee PCが端緒だが、「iPodが欲しいが母艦が無い」人に売れていた面もあるそうだ。当時は、まだまだフルスペックのノートPCはそれなりに高かった(とは言っても十万前後)だった気はする。Atomの発売、OLPCへの対抗、末期だったXpの条件付き特売、という時代の流れもあったこの人気、iPad(を代表とするタブレット)に押されて今やもう。


というわけで、牛車だって馬車だって人力車だって需要はあるが、その需要は限定的であるように、12" 未満のPCのマーケットは限定的なものになっていくのだろうな。