映像の世紀 第4集 ヒトラーの野望 より

私は、繰り返し次のようなボードを読んでいた。 「大ドイツ帝国成る。オーストリア再びドイツのもとに」 私の傍らの一人の紳士が、私に語りかけてきた。 「なぁ、坊や。君は誇りに思っていいんだぞ。我々は偉大な時代に生きているんだ」 私も、そのように感じた。ドイツの国力の増大に、私達は感嘆の念を抱いていた。 私達は、偉大な時代に生きていた。 そして、その時代の創造者、その保証人はヒトラーその人であった。                          ――当時少年だったドイツ人の回想録より

http://www.glooth.com/eizo/index.php?%C2%E84%BD%B8%20%A5%D2%A5%C8%A5%E9%A1%BC%A4%CE%CC%EE%CB%BE

映像の世紀の数多い台詞のなかで印象に残っているものの一つ。これが、「パリは燃えているか」の音楽とともに流れるのだ。
この場面をイマ流すと、「ヒトラー賛美だ。オーストリア併合を正当化する扇動だ」とTwitterで叩かれるのかしらw