"米だと、庭の芝刈りをさせて小遣いを貯めさせる。日本だと、「親の愛は無償なんだよ」という道徳を教える。"

いや、別にアメリカに住んでいたわけじゃなくてさ、そんなエッセイを眺めたことがあるだけなんだが。「親の愛は無償」で、思い浮かんだのがこれ。

『おかあさんのせいきゅう書』

 たかし君から渡された手紙をお母さんが見てみると、
 『おかあさんへせいきゅう書』として、
 留守番代200円だの、おつかい代100円だのってのが
 箇条書きで書き出してあって、合計500円って。
 それを見たお母さんは、次の日、500円と一緒に手紙を渡した。
 お母さんの手紙も請求書で、だけどそれは、
 『たかしが病気をしたときの看病代0円、たかしの洋服の洗濯代0円、
 おもちゃ・お菓子代0円』ってな感じでいくつか書き出し、
 『合計0円』というもの。
 たかし君はそれを読んで、涙を流して、500円を返しました。

http://shana2nd.blog72.fc2.com/blog-entry-393.html


いかにも日本的だな、と思ったのだけれど、これは、

ブラッドレーのせいきゅう書

ブラッドレーのせいきゅう書 あらすじ (3年生のどうとく 文溪堂より)

 日曜日の朝、ブラッドレーは、お母さんに1まいの紙切れを渡した。その紙にはこのように書いてあった。
  ブラッドレーのせいきゅう書
     おつかいちん                1ドル      
     おそうじちん                 2ドル
     音楽のけいこに言ったごほうび      1ドル
                     合計     4ドル

が元らしい。

マイケル・デル

テキサス州ヒューストンに住む、裕福なユダヤ人の家庭で生まれ育つ。父は、歯科矯正医。株式仲買人である母の影響で、早くから商才を発揮したデルは、12歳の頃に流行していた切手収集に着目し、切手のカタログを作成して雑誌に広告を出し、2,000ドルを稼いでいる[2]。16歳の頃には、新聞の新規購読勧誘のアルバイトで新婚家庭や転居者に的を絞ったアプローチを行い、18,000ドルを稼いだ[2]。

やがてコンピュータに興味を持ちだし、15歳の頃に買ってもらったApple IIを好奇心から分解する[2]。店頭に売られているコンピュータを分解し、強化されたコンポーネントで組み立ててアップグレードしては友人に販売していた[2]デルは、やがてこれが大きなビジネスチャンスになると確信する。

しかし両親は医学部への進学を望み、1983年にテキサス大学オースティン校に入学する。在学中も、コンピュータをアップグレードして金を稼いだ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AB

なんとなく、欲しいものがあると家庭内や姻戚・知人などのところでバイトをさせたり、自分で金を稼ぐことを推奨する風潮があるように思っているのだけれど。

芝刈りペアレント(しばかりぺあれんと)-社会-2011年9月3日

アメリカの新語。芝生の多いアメリカの家では、きちんと手入れをしないと子供が芝生に足をとられて転んでしまうことから頻繁に芝刈りを行う。子供が少し大きくなったら子供自身にやらせれば良いのだが、親が子供のために芝刈りをすることが少なくない。そんなところから、子供の行く方に先回りして芝生をきれいに刈って、進む道を強引に決めてしまう過保護な親をこうよぶようになっている。

http://dic.yahoo.co.jp/newword?ref=1&index=2011000491

最近だと、親が刈ってしまうらしい。


追加

日本のガキがゴミを集めて偽善洗脳を受けてる間にアメリカのガキはレモネードを売って経済や社会を学ぶ

日本のガキがゴミを集めて偽善洗脳を受けてる間に
アメリカのガキはレモネードを売って経済や社会を学ぶ

http://2r.ldblog.jp/archives/5169623.html

日本の小学生数百人が一年かけて40000本(1000円)の蓋を集めている間に
アメリカの子供たち2〜3人で日本の募金のために一本50〜100円程度でレモネードを販売し数百円稼ぐのである
まさに合理的であり教育的、日本の学校でやってる無駄苦労はなんなんでしょうか