悲しき士族

http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/180876
「一生懸命、竹刀を振って、葉隠読んで論語覚えて行儀作法を身につけて、そうすれば役について、嫁を娶って家を継いで…
と思っていたら、四民平等で貧乏になった。士族差別だ」

みたいな印象がある。
差別体制に(過)適応していた人間は、その体制が崩れると新体制には不適応を起こすことが考えられる。

でまあ、すべての武士が維新で没落したかというと、そういうわけでもないわけで、ある種の武士は華族に名を連ねた。
このへんのエントリーを見ると、そんなのを思い出す。
http://www.nikkei.com/life/culture/article/g=96958A9C93819499E3E6E2E0968DE3E6E3E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;p=9694E3E6E2E4E0E2E3E2E4EAE0EA
モザイク状の差別解消は、部分部分での格差拡大をもたらしたりするが、それも、物悲しいね以上のことが言い難い。