無農薬とか有機栽培とか

 スーパーで、外国産○○とラベルの付いた野菜と、国産有機栽培○○、とラベルの付いた野菜と、を見ると、価格差が結構あっても有機栽培のを選んでしまう。ジュースのラベルなんかでもそう。ジュースの場合は、価格により敏感になってしまうのだけど。「農薬も化学肥料も駄目」とは思わないが、有機栽培なんて無意味、と思っている訳でもない。生産者が投入したリソースを消費者が納得し、高い価格が受け入れられれば、お互いに易があるとは思う。
 

農薬を使う量が少ないに越したことはありません。農業の技術的な問題や経済的な問題がクリアされるなら、農薬を減らすことは可能です。

http://nouyaku.net/tishiki/GENNOU/GEN.html

こちらのページでは、各種農法についての評価があっておもしろい。

6)アイガモ農法(完成度A 将来性C)

 たんぼにアイガモを放って、雑草の新芽や害虫を食べてもらう方法で、カモのふんが肥料にもなるとも言われています。カモが逃げないように羽を折って、また犬などに食べられないように柵でかこっておく必要があり、カモが水田全体をまんべんなく廻ってくれないので、人の手で防除しなければならない場所も残ります。病気は守ってくれないのでその防除はしなければならず、成長後のカモの屠殺や販売などの手間もかかります。技術としては確立していますが、その手間やコストを考えると今後普及していくことはないでしょう。