戦闘機の世代

第1世代ジェット戦闘機

第1世代ジェット戦闘機(英語:first generation jet fighter)とは、1940年代に登場した黎明期のジェット戦闘機の事をいう。1950年代までの亜音速(音速を突破出来ない)ジェット戦闘機がこれに分類され、超音速ジェット戦闘機は続く第2世代ジェット戦闘機以降に分類される。

代表的な第1世代ジェット戦闘機としては、アメリカ合衆国F-86 セイバー、ソビエト連邦のMiG-15などが挙げられる。両者は朝鮮戦争での空中戦によって広く知られる事となる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC1%E4%B8%96%E4%BB%A3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F

 日本帝国陸軍の、竹槍や神風に打ち勝ったB-29が、後退翼に37mm機関砲のMig15に落とされ、アメリカはF-86を投入*1。というころ。

第2世代ジェット戦闘機

第2世代ジェット戦闘機(英語:second generation jet fighter)とは、1950年代に登場した初期の超音速ジェット戦闘機の事をいう。1960年代までのジェット戦闘機がこれに分類される。

アメリカ合衆国のF-100 スーパーセイバーは史上初の実用超音速ジェット戦闘機である。これ以降に登場した超音速ジェット戦闘機が第2世代として分類される。1960年代より徐々に第3世代へと移行するが、その区別は曖昧である。

アメリカ製戦闘機の場合は、空軍のセンチュリーシリーズ*2と同時期の海軍戦闘機が第2世代に分類され、それより後の戦闘機は第3世代に分類される。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC2%E4%B8%96%E4%BB%A3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F

朝鮮戦争後、「大挙して押し寄せるソ連爆撃機部隊を迎撃する」超音速ジェット機の時代。ワレニ オイツク ミグ ハ ナシ とばかりに、超音速爆撃機を開発したのもこのころ。

第3世代ジェット戦闘機

第3世代ジェット戦闘機(英語:third generation jet fighter)とは、主に1960年代に登場した超音速ジェット戦闘機の事をいう。

先の第2世代ジェット戦闘機との区別は曖昧であるが、アメリカ製戦闘機の場合は、空軍のセンチュリーシリーズまでが第2世代とされ、それより後に登場した戦闘機が第3世代とされる。旧ソ連製では、1967年7月に行われたモスクワ・ドモデドボ空港での航空ショーで発表され、世界に衝撃を与えた一連の戦闘機が、第3世代とされる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC3%E4%B8%96%E4%BB%A3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F

アメリカは、ミサイルキャリア、もしくは、胴体の中に戦術核を抱えて長距離飛行。
ソ連は、バルキリーを迎撃すべく、Mig-25を開発。

第4世代ジェット戦闘機

第4世代ジェット戦闘機(英語:4th generation jet fighter;ロシア語:боевой самолёт четвёртого поколения)とは、それまでの戦術航空機での戦訓と技術の進歩から1970年代に概念が打ち立てられ、おおよそ1980年代から運用が始められ、おそらくは2010年代に至るまで運用されているであろうジェット戦闘機の一群のことをいう。これらの第4世代戦闘機の中でも電子機器を中心に一歩進んだ技術を有し、第5世代ジェット戦闘機の特徴のいくつかを備えたものは第4.5世代ジェット戦闘機と呼ばれることもある。

代表的な第4世代ジェット戦闘機としては、アメリカ合衆国F-14F-15F-16F/A-18、またロシアのSu-27系、MiG-29系などが挙げられる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC4%E4%B8%96%E4%BB%A3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F

ベトナム戦で、

高価な電子装備と誘導ミサイルを備えたこれらの戦闘機達(有名なF-4ファントムIIは最初、機関砲を搭載していませんでした)は北側のオンボロ戦闘機を片っ端から…
…墜すどころか、ミサイル発射台と化した(パイロットの空戦訓練もなおざりにされがちだった)鈍重な米軍機達はベトナムの高温多湿に電子装置をやられ、簡素な装備と機関砲を積み小回りの効く北側の戦闘機に追い掛け回される羽目に

http://t-bancho-id.hp.infoseek.co.jp/hangar/plane_stories/mig25.htm

なり、「スピードが出て、格闘戦も出来る」戦闘機を開発、それがF-14F-15。だがしかし、後退翼もテニスコートも高価である。でまあ、ハイアンドローみっくす、で、F-16、と。曲面で構成されたブレンデッドウィングボディ,Blended Wing Body:BWB)や機体の操縦をコンピュータで補正・制御する技術(フライ・バイ・ワイヤ,FBW : Fly By Wire)、もF-16から、かな。

*1:http://t-bancho-id.hp.infoseek.co.jp/hangar/plane_stories/mig25.htm

*2:F-100,F-101,F-102,F-104 (センチュリーシリーズ)