今日の、ゆっくりさん

 車間距離は、通例数十メートルなのだけど、追い越し車線をユックリさんがユックリと走っていると、車間距離が数百メートルと開く。
 今日見つけた ゆっくりさん、クラウンに乗った中年女性が、紙コップのコーヒーを飲みながら(もち手の付いた紙コップだ)、ゆっくり走っていた。
 俺は前方のクルマに引き続いて普通に走っていたのだが、ゆっくりさんは遥か後方に消えていった。


 ここで、「他のクルマの迷惑になるから、ゆっくり走るときには追い越し車線から走行車線に戻ろう」なんて考える気の弱い奴は、クラウンなんて乗れないだろうな。