"とうとう遺伝子導入を必要としないiPS細胞が作られた"

 遺伝子導入を行うと、安全性の面で臨床応用困難だったりするが、遺伝子導入が不要であれば、その障壁が減る。
 機能不全な臓器を作成し、体内に戻す治療法へまた一歩近づいたわけだ。

言葉を変えれば、あちらの研究者の多くに、そして幹細胞研究の進展を待ち望む社会の側にも、iPS細胞を受け入れる準備が万端整っていた。
だからこそたったの2年でこれだけ差が出たのだろう。

http://blackshadow.seesaa.net/article/120645846.html

 日本だと、新療法開発しても「お金ないから健保適応しません」→ベンチャー涙目→アメリカで実施→アメリカへ渡航→利益はあちらへ→アメリカで普及→渋々健保適応→高額の治療費のほとんどがパテント代に、みたいなオチが見えるよう。