世の中はリスクに満ち溢れている。祟りだと思って耐え忍べ。

 と言いたいけど、反感を買うので言わない。
 重要なのは、リスクの受容は、犯罪の容認じゃないというところね。
 公道を歩くことにリスクは付随するけど、リスクの受容は、酒酔い運転など犯罪的行為を受け入れることではないし、不幸な交通事故の請求権を放棄することでもない。「公道はリスクがつきものだ。知っていて歩いたのが悪い。嫌なら一歩も外に出るな」という、自己責任主義も、「自動車は危険が伴う。それをゼロに出来ないなら、運行を許可するべきではない」という、ゼロリスクも、現実的ではないと思うんだけど、まあ。