"日本の家電はどうして高機能化一辺倒なのか(北米と比べて)"

http://d.hatena.ne.jp/wa-ren/20081114/p1
いや、北米行ったことないけどね、俺。

日本の場合、改善要求に対して「小改良」で応え、あちらは運用でカバーするか、機構自体の改革を目指すか、みたいな違いはあるのかな。

自動車

日本では、居住性を上げるためにサスを改良しシート配置を工夫し、燃費を上げるためにCVTを整備し、曲がれるように四輪操舵を取り入れ、馬力を上げるためにカムリフトを可変にし、騒音を減らすために精度を上げ、衝突安全性を増すために構造解析を厳重にした。
一方アメリカでは、クルマのサイズと排気量を大きくした。

DVR(HDR)

日本では、コピー規制を回避しつつ、保存と保管を実現するために、ハードディスクへデジタル放送のデジタル保存とアナログ変換後保存を同時に行い、HDDに保管しつつディスクにも保存する手法を編み出した。
一方アメリカでは、BOXが5000円で買えるのでどうでもよかった*1*2


情報家電一般

メカの実装技術の強みが、半導体メモリの低価格化で消し飛んだ感がある。高密度実装したノートPC、も、特にSSD搭載したUMPCなんかにしてみれば、基板一発ポン、みたいな。デジカメも、デジタル「一眼」すらミラー周りが省略されはじめた。ナビも、車速センサや方角ジャイロなどが不要になり、記録媒体がシリコンになり振動対策技術も問題にならなくなったため、基板一発ポン、商品に近づいたのだろう。

*1:http://willowick.seesaa.net/article/12006203.html ちょっと古いかな

*2:余談だが、地上デジ液晶に、FirewireのHDD繋げて使っているが、他に何もいらないと思う。どこかのメーカーが、HDD付きの液晶だしてたけど、そのうち32GBくらいのSSD搭載が普通になり、HDR買うのはマニアだけになるんじゃないかな。