新幹線と新感染

 鉄道を走っていると、山間の古い寺社を見る。
「本当の山間には、寺社なんて建たないし、平野の寺社は潰されて街になったんだよ」
 という解釈もできるかもしれないけど、関東平野みたいな平地は、土木技術の投入で排水治水されなければ、とても持続的に住めるところではなかったのだろう。葦の広がる湿原だったかも。排水の悪い水田には、ツツガムシが住み、旅行には恙無く、と声をかけられたものだ(←俗説)。


 さて、日本では、建設省や厚生省(でいいんだっけ?)の貢献により、風土病や伝染病は概ね、壊滅状態にある。ところが、こういう国のほうが珍しい。犬は狂犬病、蚊はマラリアデング熱、水にはA型肝炎、風俗は(略)。それに対して、自己責任(笑)で、備える必要がある。基本的には、ワクチン接種、予防薬の確保(場合によっては事前の服用)。


 あと、日本では、熱帯病の経験がある医師は、それほど多くないと思われるので、帰国後、いきなり受診してもアレな可能性はある。さらにいうと、熱帯病のクスリ、ワクチンは、どの病院でも在庫しているわけではない(というか、普通ない)ので、気をつけるといいかも。


http://araiweb.elcom.nitech.ac.jp/~ichimura/rabies.html
http://araiweb.elcom.nitech.ac.jp/~ichimura/another.html


こちらに、検疫所のサイトへのリンクを貼っておくので、必要は人は確認しようw

http://www.forth.go.jp/

おまけ

 日本だと、病気と叫べば自明の生存権により、航空会社がなんとかしてくれるかもしれないけど、外国だと、「病気?じゃ、のせネ。大丈夫っていう、医師の診断書持ってきたらのせてやる」/「病気なので、ゆっくりしたシートにしていってね!」「はい。エコノミー6席潰して寝られるようにしたよ。じゃ、エコノミー6席分、正規運賃で頂きます」「ゆっくりした結果がこれだよ!」という可能性があるので、健康には注意してね。