労働者と中産階級と資本家

http://d.hatena.ne.jp/D_Amon/20080817/p1
マルクス主義を背景にした共産党が労働者を支持し、
自由主義、資本主義は資本家の支柱となった。
しかし、不況により没落していく中産階級*1を支えるものはない。
そこで、彼らに国家の、民族の誇りを説き、ナチスはその勢力を伸ばした。
ファシズムとは、中産階級の味方(と喧伝しておいて、内実は支配層の利益を代弁する)政治勢力である。


みたいな話があり、本当かどうかはともかく、結構それっぽいので好みな説。
禁煙はファッショ、合理主義はナチ、なんていうより、それっぽいし。



 半年や一年、という期間に、極右政党が一定の勢力を占める可能性は極めて少ないとおもう*2。ただ、社会の混乱(の大部分)を、外国人の行動と、左派勢力の行動に帰属させる風潮もあるし、歴史が繰り返すとしたら悲しいことである。

*1:自営業、小規模自作農、専門職、官僚などなど

*2:都知事が国政に転進、16年オリンピックと共に、みたいな妄想は可能だが