救急車トリアージ制度の現状

常習者

都心部の救急隊に目を向けると年間20人にひとり救急車を使う計算となります。でも周りに今年、救急車で運ばれた人を探すのはなかなか困難なんじゃないでしょうか?常習と呼ばれる人たちが本当に救急車をものすごい使い方をするのでこんな統計になってしまうのです。年間100回以上救急車を呼ぶなんて人たちがこの世の中にはいるのです。

http://www.paramedic119.com/tameiki/no011.htm

1000回に1回のために。でも必要のない999回の出場の間に迅速な救護を受けられず一生に一回救急車を利用した人が人知れず死んでいるかもしれません。1000回に1回ホントに急病かどうかの狼少年に一生に1回の住民は殺されている。

 この常習者G、本当に年間700回使ったのならいくらの税金を使うのでしょうか?1回45000円と言われる救急車の公費。45000円×700かぁ…。私の年収の何倍だろ…。

救急車トリアージ制度の現状

2008年06月07日(土)  一般質問の結果 三問目 救急車トリアージ制度の小平市の現状について
今日は三問目です。


 昨年6月1日からはじまったこの制度について、運用開始から一年間を振り返り、小平市内ではどのような影響があったのか、また小平市としてどのように評価しているのか、その見解を伺う。

http://tsunematsu.blog8.fc2.com/blog-entry-1295.html

[質問1]運用から一年間で、小平市内の救急車の出動において、救急搬送トリアージ基準に基づき緊急性が認められないと判断された事例は何件で、それが救急車の出場件数に占める割合は何%だったか?
[答弁1]昨年6月1日から本年5月26日までの小平消防署の実績は、救急車の出場件数が7923件で、うち自己通院が可能と判断した事例は18件、出場件数に占める割合は0.23%とのこと。

[質問2]その事例のうち、本人の同意が得られ救急搬送を中止した事例は何件だったか?
[答弁2]中止した件数は、18件中7件。

[質問3]119番通報から救急車が当該現場に到着するまでの平均時間は、この制度が始まる前と後でどのように変化したか?
[答弁3]平均時間の変化は、この制度の運用一年前の平均時間が7分42秒で、運用後は7分38秒とのこと。

横浜のコールトリアージ

横浜市は、119番通報の段階で緊急性や重症度を判断して出動する救急隊員の数を増減する「コールトリアージ」を全国で初めて、早ければ08年から導入する。軽症者を搬送する場合、従来より1人少ない救急隊員2人(1人は運転手)が救急車1台で出動するよう改める。残った隊員が次の出動に備えることで、出動数の増加に対応する。
 現在は、けがや病気の重さに関係なく、すべて救急車1台と隊員3人がセットで出動している。導入後は、緊急度が高い場合に最大で救急車や消防車など3台と隊員ら8〜9人が出動する。

http://loveaed.blog31.fc2.com/blog-entry-1832.html

 経済的合理性の無い患者は、病気になっても祟りだと思って耐え忍べ、という話ではなくて、軽症者では3人を2人にするという話。

横浜市のコールトリアージに反対する、代案を伴う妥当な(≠賛成)意見

現在、年間16万件の救急車の出場要請のうち、約1000件(0.6%)ほどが救急車をタクシー代わりに使うような非常識な119番通報とのことです。

http://twakabayashi.kgnet.gr.jp/back/item/all/1198595342.html

私は、トリアージというのは、大規模事故、災害時といった緊急時に行われるものと認識していました。2005年、JR福知山線脱事故が発生した際のトリアージの課題については、アンダートリアージ(実際よりも軽度に判定する)・オーバートリアージ(実際よりも重度に判定する)の両事例が報告されていますが、多くの遺族が監察医の検証を求めたことなど、現場での判断の難しさが伝えられています。このシステムを日常的に導入するとすれば、当然、判断誤差についても検証が必要となります。また、通報時に行う「コールトリアージ」は、現場における判断よりも、さらに判断誤差が生じるリスクを抱えています。

昨年、横浜市が2週間ほど実施したトリアージ検証結果を見ると、1103件中、86件(7、8%)がアンダートリアージだったことが分かっています。通報を受けた職員が情報をコンピューターに入力し、コンピューターが自動識別するというしくみです。コンピューター入力という新たな作業へのストレス、入力ミス、システムエラーなどによるリスク増加への不安もあると思います。「アンダートリアージの責任を負うことを考えれば、オーバートリアージ気味に判定することを選択せざるを得ない」、さらには、「とにかくまず出場だ!」という現場の声があがるのも致し方ないのではないでしょうか。
以上の理由から、私はこの条例案に反対しました。

反対する代案として

横浜市としても、全てを救急車による搬送に頼らないためにも、救急相談サービスをスタートさせる予定ですが、119番通報と同様に多くの市民に認知してもらえるよう工夫も求められます。

コールサービス。




民生委員

 民生委員は、年6万円の報酬が支給される奉仕職。なり手は少ないそうだ。なったら、「民生委員とかそういう人がなんかしないといけないんじゃないの?」とか言われてしまうものね。


ケースワーカー
http://www.seiho110.org/case/yobikata.htm
を参考。範囲の広い言葉。