狼コピペの元ネタ

http://d.hatena.ne.jp/fuku33/20080812
idがfuku33氏から、狼コピペの元ネタを紹介してもらいました。ありがとうございます。

簡単にいうと、われわれは「女の人が来た」という。これに対して、「いやその言葉は正しくない。君が見たのは一つの形象であり、『女の人』というのは君の判断にすぎない。相手は女装した男性かもしれぬ。君がどう判断しようと相手の実態はそれと関係なく存在する。また『来た』というのは君の推定であって、そう思った瞬間、相手は回れ右をして行ってしまうかも知れぬ。従って、そういう不正確な言葉は使うべきではない」などといえば、全く閑人の無意味な屁理屈である。しかし戦場では否応なしに、そういう言い方にならざるを得ないので、ここに本当に「世の中が信じられない」状態の言葉が発生するのである。

 例の文章*1は、表層と真相(実相)を切り分けることに慣れている、もしくは痛い目にあったw人にはウケが良かった。

  • 「PCが故障した!」
    • HWトラブルどころか、OS、SWトラブルだったり
      • それどころかライセンスがw
  • 「胃が痛い」
    • 胃炎とか胃潰瘍どころか、胆嚢や腎臓だったり
      • それどころか消化器ですら

あ、もちろん、クレームを言ってきた人に山本七平を語るのはプチ最悪です。相手のいうことに頷きながら、解釈と事実を切り分けることが大事。

ちょっと追記

 ネットで、掲示板だかチャットだか、そんな相手が、胃がイテェ、とか書き込んでいた。
 ビール飲むと胃が痛くなるとか。
 すると、みんな「病院行けよwww」
 とか書くわけだ。
 で、行ってきたら胆石とのこと。
 ありがちな結末ではある。
 エンドユーザーに、「お前が感じている感情は」じゃなかった、「あなたが感じているのは、胃の痛みではなくて、上腹部の痛みです。部位を限定した発言は誤解の原因になります」と、面接の際に話しても、多分徒労だと思っている。もちろん、講演会とか、コラムとか、そういう場で啓蒙するのは大事だと思うけど。